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1.スギ花粉症について
スギ花粉症とはアレルギーの原因となる杉の木の花粉が鼻の粘膜で反応して、くしゃみ、鼻みず、鼻づまりなどを
起こす病気です。スギ花粉は風に乗って数10kmから200〜300kmも飛び病気を引き起こします。盛岡では3月中旬から
4月下旬にかけて特に飛散量が多くみられます。スギ花粉症は集中力の低下など、勉強や労働生産性の低下を
引き起こします。また国内では頻度が高く26.5%と国民の4人に1人が悩まされている国民病です。
小児では特に増え続け多くの人は改善しないまま大人になります。大人では高齢者を除いて自然に治ることは少なく、
一方50〜60歳代でも新たに発症が見られます。
2.花粉症の治療
治療の基本はマスクの使用などアレルギーの原因を避けることです。それでも症状が辛いようであれば薬を使います。
薬による治療法はどんな症状が強いか(病型)と症状の重さ(重症度)を考え合わせ、症状が強い場合にはいくつかの
薬を組み合わせた治療が行われます。また薬の効果が少ない場合にはレーザーなどを用いた手術治療法もあります。
現在アレルギー性鼻炎に対しては多くが症状を軽くする対処治療が行われていますが、根治を目指す治療方法に
アレルゲン免疫療法(減感作療法)があります。
3.アレルゲン免疫療法について
アレルゲン免疫療法は、薄く希釈したアレルギーの抗原エキスを少量から投与する治療法で、3年以上続けて
治療した場合には長期にわたり症状をおさえる可能性のある治療法です。また完全におさえられない場合でも
症状を和らげ薬の使用量を減らすことが期待できます。ただし、開始当初は頻回の通院が必要なこと、
皮下注射であり痛みを伴うこと、ショックなどの重いアレルギーの副作用が起こりうるなどの課題があります。
注射による皮下投与法ではアナフィラキシーショックと呼ばれる最重症の副作用がおこる頻度は0.13%、約800回に
1回であり、決して希な数ではありません。
4.舌下免疫療法について
注射による皮下免疫療法に代わる新しい方法として注目されているのが抗原エキスの舌下(口の中)への投与です。
欧米では既に舌下投与によるアレルゲン免疫療法が行われてきましたが、日本国内でも2014年秋にスギ花粉症に
対する舌下免疫療法が実用化され治療が開始されました。
この治療は抗原エキスを1日1回舌下(舌の裏)に投与し2分間そのまま保ちその後飲み込むもの(舌下嚥下法)です。
投与は舌下液を徐々に増やしていく増量期とその後の維持期に分けられます。
現在までの国内臨床試験においては長期間の投薬で花粉症2シーズン目では症状の有意な改善が認められています。
安全性評価では19.5%に口内炎、咽喉頭掻痒、口腔内腫脹などの副作用が認められていますが今のところ重症な副作用
アナフィラキシーが起こったという報告はなされていません。
5.まとめ
スギ花粉症の新しい治療法として舌下免疫療法は、今後多くの患者さんが恩恵を受けると思われます。
また2015年からは新たにダニアレルギーに対する舌下免疫療法が始まります。以下に舌下免疫療法の特徴を
挙げますので詳しくは医院へお問い合わせください。

《FAQ よくある質問》
Q1 治療の特徴はなんですか?
 ・アレルギー性鼻炎の治療ですが体質改善作用・アレルギーの根治が期待され、アレルギーの進展に
  も歯止めが掛けられることが期待されます。
 ・治療によりアナフィラキシーなどの副作用がおこる可能性もあります。

Q2 従来の皮下免疫療法(脱感作治療)に比べてのメリットはなんですか?
 ・舌の裏にアレルゲンを置くことで上咽頭リンパ節で効率よく抗原が提示されるため、体内に吸収される
  アレルゲンが少なく安全性の高さがメリットです。
 ・アナフィラキシーの頻度は皮下投与法に比べ1/100〜1/1000と考えられています。
 ・注射ではないので治療の際の痛みがありません。
 ・自宅での治療(初回のみ病院で行う)なので利便性が高く、通院の回数が少なくて済みます。

Q3 治療効果はどうですか? 
 ・8割で「症状が改善」中等症→軽症 軽症→間欠型 などのように重症度のステップダウンが見られました。
 ・エビデンスはまだ少ないがアレルギー性鼻炎に対する効果は皮下治療と舌下治療は同じくらいとの報告も
  あります。

Q4 治療の期間はどのくらいですか?
 ・治療は長期にわたり最低でも1年半〜2年は継続をしてください。
  4〜5年治療を継続したほうが効果的で、治療後15年間効果が認められたと海外での報告もあります。

Q5 通院の回数と費用はどのくらいですか?
 ・月に1回程度の医院受診が必要です。
  診察料、調剤量、薬剤料合わせて約3,000円/月。1日あたり約100円の換算となります。

Q6 治療対象の年齢は?
 ・12歳以上に行われます。 
 ・妊婦は使用経験がないので安全性は確立していません。
 ・授乳婦に関する安全性も確立していません。

Q7 その他の注意点はありますか?
 ・人によっては効果がでないことも有り得ます。
 ・副反応がおこる可能性もあります
  その出現は特にはじめの1ヶ月以内に多くみられます。
  現在までのところでは発生率13.5%でそのうち7%が口腔内の軽度の症状です。
 ・稀にアナフィラキシーショックを起こす可能性もあります。
 ・スギ舌下免疫療法においてはスギ花粉が飛散している時期(1月〜5月)にはこの治療を新たに
  開始することはできません。 







当院では急性中耳炎・滲出性中耳炎の鼓膜切開を最新の炭酸ガスレーザー(CO2レーザー)による鼓膜開窓術を
行っております。



      炭酸ガスレーザ(CO2) 鼓膜切開(開窓)装置

中等度から高度の急性中耳炎、滲出性中耳炎に対して鼓膜切開術が行われます。これは鼓室(鼓膜の奥の部屋)に
貯まっている膿や滲出液を出す目的で行われるものですが、液が抜けた後もしばらく鼓室の粘膜のむくみが残り
排液は続きますので、一定期間切開した穴が開いていることが望まれます。鼓膜切開刀で行われる鼓膜切開では
約3日ほどで穴は閉じてしまいます。

これに対し炭酸ガスレーザーによる鼓膜の開窓では約1週間から3週間穴が開いており、そのため中耳炎の治療期間と
抗生物質の使用期間を短くすることができます。抗生剤使用期間の短縮は薬への耐性菌出現のリスクを減らすことが
できると考えられます。

中耳炎の炭酸ガスレーザー治療器OtoLAMはイスラエルの世界最大の医療用レーザーメーカーであるルミナス社の開発した
最先端レーザー治療装置です。200ミクロンという非常に細いレーザー光をコンピュータ制御で精密に超高速で
スキャンすることにより、出血はほぼなく瞬間的に任意の大きさにシャープできれいな円形の穴を鼓膜に開窓を
することができます。

穴が開く瞬間「ぽん」という大きな音が聞こえますが、内耳への影響はなく安全に鼓膜の開窓をすることができます。
穴が閉鎖した後も症状が再発する場合はOtoLAMを何度でも安全に再施行できます。
実施料金は通常の鼓膜切開刀で行う鼓膜切開術と同じ料金です。

瞬時に安全に正確に鼓膜を開窓を行うことが出来ます。
レーザー照射時間は0.05〜0.34秒です。
鼓膜は約3週間中耳の換気をしながら徐々に閉鎖します。
症状が再発する場合には何度でも安全に繰り返し治療を行うことができます。







花粉症を含むアレルギー性鼻炎の患者さんは年々増加しており、日本人の4人に1人が発症しているのが現状です。
現在アレルギー性鼻炎の治療は抗アレルギー薬を服用することが最も標準的な治療ですが、一部の患者さんは様々な理由で
お薬を飲むことができなかったり、中には眠気などの副作用や重症の方では薬の効果が十分ではない場合もあります。
アレルギー性鼻炎に対する最新の治療のひとつにアルゴンプラズマ療法という治療方法があります。
 これは鼻の粘膜にアルゴンビームをあてることにより、アレルギー反応がおこりにくい粘膜にする
 ことが目的です。鼻の中には加湿・加温・除塵の働きを担う鼻甲介という鼻の粘膜のヒダがあります。
 アレルギー体質の患者さんはこの下鼻甲介が花粉などのアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因)に
 はげしく反応し、くしゃみ・鼻みず・鼻づまりなどの症状が引き起こされます。
 
         ↑ハンドピース
   ↑アルゴンプラズマ装置
アルゴンプラズマ治療では下甲介粘膜にアルゴンレーザーをあてて粘膜の収縮をはかり、鼻づまりを軽減させ、またアレルゲンに
敏感な粘膜をにぶくさせます。鈍感になった粘膜は花粉などのアレルギーをおこす元の物質と接触してもアレルギー反応をおこし
にくくなります。この治療方法ではくしゃみ、鼻みず、鼻づまりのアレルギーの症状のうち特に鼻づまりに一番効果を発揮します。

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